航空大学校 物理対策|出題範囲・頻出単元・優先順位と勉強の順番
目次(7項目)
航空大学校の一次試験「総合」のうち、物理の対策ページです。出題範囲は令和9年度(R9)学生募集要項、出題実績は当サイトの過去問解説(H26〜R09)の集計にもとづきます。
出題範囲(R9年度〜)
- 物理基礎:全範囲
- 物理:「原子」を除く
原子分野は旧試験でも13年間一度も出ていません。範囲内でも万有引力(惑星・ケプラー)、光(回折・干渉・レンズ)、電磁波は13年間ゼロでした。
頻出単元(過去13年・設問単位)
H26〜R08の13年分・148問を小単元に分けた集計です。
| 分野 | 小単元 | 出題数 |
|---|---|---|
| 力学(69問) | 直線運動・等加速度 | 14 |
| 剛体(力のモーメント・重心) | 13 | |
| 放物・投射運動 | 11 | |
| 仕事・エネルギー保存 | 9 | |
| 運動量保存・衝突 | 6 | |
| 円運動/力のつり合い・運動方程式 | 各5 | |
| 慣性力・非慣性系 | 4 | |
| 単振動 | 2 | |
| 電磁気(48問) | 直流回路 | 13 |
| コンデンサ・電気容量 | 8 | |
| 電磁誘導 | 8 | |
| クーロン力・電場・電位 | 7 | |
| 交流・電気振動 | 7 | |
| 電流がつくる磁界・力 | 5 | |
| 波(17問) | 波の性質・弦/音・ドップラー | 9/8 |
| 熱(12問) | 気体の状態変化/熱力学第一法則 | 9/3 |
力学と電磁気で約8割です。力学は運動学(直線運動+投射で25問)と剛体、電磁気は直流回路とコンデンサ・静電場が中心です。
R9本番(Q7〜Q15)は、剛体・運動学・非慣性系・単振動・気体・波動・抵抗・コンデンサ・電磁誘導と、力学から電磁気まで横断していました。頻出順は優先順位の目安にはなりますが、狭く絞りすぎないことが大切です。
難易度
当サイトの過去問解説で付けた難易度(H26〜R09の物理の主問題92問)では、やや難 51%・標準 30%・難 16%・基本 2%でした。数学より「やや難」「難」の割合が高く、典型問題の解法を確実に再現できるかで差がつきます。
勉強の順番
- 運動学(等加速度・投射):最多単元。グラフと公式の使い分け
- 剛体(モーメント・重心):毎年のように出る定番
- エネルギー・運動量:保存則で解く問題
- 直流回路:キルヒホッフの法則まで
- 静電場・コンデンサ:電場・電位・容量
- 電磁誘導・交流
- 波・熱:波の式、ドップラー、気体の状態変化
- 円運動・単振動・慣性力:仕上げに
参考書
当サイトの参考書アンケートでは、物理で物理のエッセンスが最も多く挙がり、ほかに良問の風、セミナー物理、漆原の物理シリーズなどが挙がっています。回答数はまだ少ないため、参考程度に見てください。
過去問と演習
- 総合Part II 過去問解説(全年度)
- 令和9年度(R09)総合Part IIの解説
- CBT模試:本番と同じCBT画面で時間配分を練習
もっと詳しいデータ
全体の分析は【過去14年分析】総合の頻出単元とR9本番にまとめています。
