航空大学校の学費はいくら?授業料・寮費・生活費・奨学金をR9年度募集要項で解説

 
目次(9項目)

航空大学校にかかるお金を、令和9年度(R9)学生募集要項の記載にもとづいて整理しました(2026年10月6日に確認)。金額は改定されることがあるため、出願・入学の前に最新の公式資料を確認してください。

先に結論:入学料+授業料は509万円

費目金額
入学料282,000円
宮崎学科課程 授業料1,001,000円
帯広フライト課程 授業料1,202,000円
宮崎フライト課程 授業料1,202,000円
仙台フライト課程 授業料1,403,000円
合計5,090,000円

509万円は入学料と4課程分の授業料だけの合計です。寮の食費・光熱費、制服、身体検査、国家試験、移動・転居の費用は別にかかります。

授業料以外にかかる費用

募集要項には次の費用が挙げられています。

費目募集要項の記載
入学検定料45,000円(受験時。CBT会場予約と同時に支払い)
寄宿料月額1,500円
光熱水料・食費等実費。食費は平日1日2,130円程度
制服代等入学直後に約9万円程度
操縦練習許可身体検査・航空身体検査1回約5万円程度
国家試験の受験費用事業用操縦士・計器飛行証明の受験費用と、受験会場までの交通費
課程間の移動宮崎→帯広→宮崎→仙台の移動交通費(転居費用)

修学期間中(遠隔教育時を除く)は原則として全員が入寮します。

生活費の目安(試算)

公式の総額は示されていないため、募集要項の数字だけで目安を計算すると次のようになります。

  • 寄宿料:1,500円 × 24か月 = 36,000円
  • 平日の食費:2,130円 × 約20日 × 24か月 ≒ 約102万円
  • 制服代等:約9万円

ここまでで約116万円です。土日の食費、光熱費、身体検査(1回約5万円×受診回数)、国家試験、移動・転居費は人によって変わるので含めていません。入学料・授業料と合わせて、少なくとも600万円台前半を見込み、そこに個人差のある費用が加わると考えておくと安全です。

この試算は、課程が標準期間(合計24か月)どおりに進んだ場合です。

訓練遅延で期間が延びる点に注意

募集要項によると、令和7年度卒業生は宮崎学科課程の授業開始から卒業までに3年半程度かかっており、入学前や課程の間に自宅待機などの期間が発生しています。授業料は課程ごとの金額ですが、待機期間の生活費や、その間の収入をどうするかは自分で計画する必要があります。

奨学金(貸与)

奨学金を必要とする学生は、一般財団法人 空港振興・環境整備支援機構から、修学期間中の24か月にわたり月額8万円または3万円の貸与を受けられる制度があります。

  • 給付ではなく貸与(返済が必要)です
  • 貸与を受けられる人数や所得に条件があります

この他、日本学生支援機構などの一般的な奨学金や教育ローンが使えるかは、各制度の条件を個別に確認してください。航空大学校は学校教育法上の学校ではない点も、制度によっては関係します。

入学までに用意しておきたい資格

学費とは別に、無線資格が必要です。宮崎学科課程を修了するまでに「航空特殊無線技士」以上、宮崎フライト課程を修了するまでに「航空無線通信士」を取得していないと退学になります。どちらも誰でも直接受験できるので、募集要項は入学までの取得を推奨しています。

支払いのタイミング

  • 入学検定料:一次試験のCBT会場予約と同時に支払い
  • 入学料:最終合格後、「入学手続案内」で指定された期間内に納付。期間内に納めないと入学辞退扱い。入学辞退した場合、納めた入学料は返還されません
  • 授業料:課程ごとに金額が定められています。具体的な納付時期は入学手続の案内に従ってください

出典

航空大学校公式「令和9年度 学生募集要項」PDF →

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