航空大学校の受験資格・年齢制限|大学2年・62単位・高専・専門学校・海外大学の場合
目次(11項目)
「自分は航空大学校を受けられるのか」を1ページで確認できるように、令和9年度(R9)学生募集要項の出願資格を整理しました(2026年10月6日に確認)。受験資格は年度ごとに変わる可能性があるため、出願前は必ず最新の公式募集要項を確認してください。
先に結論:受験資格は「年齢」+「学歴」の両方
| 条件 | R9年度の内容 |
|---|---|
| 年齢 | 平成14年(2002年)4月2日〜平成19年(2007年)4月1日生まれ |
| 学歴 | 次の(1)〜(5)のいずれか(下の表) |
| 再受験の制限 | 過去に第二次試験の身体検査B(脳波検査)で不合格になった人は出願不可 |
| 身長 | 制限なし(R8年度募集から撤廃)。ただし三次試験で通常の操縦姿勢で訓練できるかを確認 |
年齢制限
R9年度の出願資格は「平成14年4月2日から平成19年4月1日までの生まれ」です。入学年度の4月1日(2027年4月1日)時点に直すと、おおむね20〜24歳の人が対象になります。
年度ごとに対象の生年月日は1年ずつずれていきます。これまでの例年の形から考えると、一次試験が行われる年を基準に「その年−24年の4月2日」から「その年−19年の4月1日」までに生まれた人が対象です。ただし、この計算式は公式の表記ではありません。受験する年度の募集要項で生年月日を必ず確認してください。
学歴の要件
募集要項の出願資格は次の5つで、いずれか1つに当てはまれば出願できます。
| 区分 | 募集要項の表記 |
|---|---|
| (1) 大学 | 修業年限4年以上の大学に2年以上在学し、全修得単位数が62単位以上の者 |
| (2) 短大・高専 | 短期大学または高等専門学校を卒業した者 |
| (3) 専門学校 | 専修学校の専門課程を修了し、専門士または高度専門士の称号を付与された者 |
| (4) 見込み | 令和9年3月末までに(1)、(2)または(3)となる見込みの者 |
| (5) 同等以上 | (1)〜(3)と同等以上の学力を有すると航空大学校理事長が認める者 |
大学生は「2年生の年度」から受けられる
(4)の「見込み」があるので、4月入学の日本の4年制大学に通っている場合、2年生の年度の試験から受験できます。たとえばR9年度の試験(2026年7月実施)は、2026年度に大学2年生で、2027年3月末までに「2年以上在学・62単位以上」を満たす見込みの人が受けられます。
注意点は2つです。
- 62単位は「全修得単位数」です。見込みで受験して合格しても、令和9年3月末までに単位数などの要件を満たせなければ入学は許可されません。
- 出願時には、令和8年3月末日までの成績証明書または単位取得証明書を提出します(大学2年修了見込みの場合)。
大学を卒業した人、大学院生も(1)の条件(4年制大学に2年以上在学・62単位以上)を満たしていれば出願できます。年齢の条件には注意してください。
短大・高専・専門学校
- 短大・高専:卒業していること(卒業見込みを含む)が条件です。高専は5年課程の卒業が対象です。
- 専門学校(専修学校の専門課程):修了しただけでなく、専門士または高度専門士の称号が付与されることが条件です。卒業者は、卒業証明書に加えて称号授与書の写しを提出します。自分の学科で称号が付与されるかは、在籍している学校に確認してください。
海外の大学・4月入学ではない学校
海外の大学も出願できる場合がありますが、成績証明書・単位取得証明書が外国語の場合は和訳の添付と、高等学校からの学歴を記した書面の提出が求められます。
入学時期が4月以外の学校や、単位制度が日本と違う学校の場合、「2年以上在学・62単位以上」をいつ満たすかの判断が個別になります。自己判断で出願を見送ったり、逆に出願したりせず、航空大学校教務課(電話:0985-51-1324)に事前に確認してください。
外国籍の人
外国籍でも受験できます。出願時に在留カードの写し(両面)または住民票(日本国内に居住地がない場合はパスポートの写し)を提出し、入学までに就学可能な在留手続を完了する必要があります。入学試験と入学後の授業は主に日本語で行われます。
有利な大学・学部はあるか
航空大学校の「よくある質問」では、どの大学・学部が有利になるということはないとされています。ただし入学後の授業は高校レベルの数学・物理を前提としており、特に数学は「ベクトル、初等関数、微積分」、物理は「力学、熱力学、電気」が重要とされています。
再受験について
- 過去に身体検査B(脳波検査)で不合格になった人は再受験できません。
- 身体検査Aを受けたものの、身体検査Bの対象にならなかった人は再受験できます。
- 一次試験・三次試験で不合格になった人の再受験に、募集要項上の制限はありません(年齢・学歴の条件は毎年確認が必要です)。
判断に迷ったら
募集要項の出願先・問い合わせ先は次のとおりです。
- 航空大学校 教務課 〒880-8580 宮崎市大字赤江字飛江田652番地2 電話:0985-51-1324
