受験について
目次(5項目)
このページの内容は、令和9年度(R9)航空大学校学生募集要項に基づき、2026年8月23日に確認しました。 出典:航空大学校 R9年度募集要項
大事なポイントを掻い摘んで説明しており、細かい情報は記載できておりません。募集要項は変更される可能性がありますので、くれぐれも最新の公式募集要項をご確認ください。
制度変更の経緯(旧制度からの移行内容)は、下の記事にまとめています。
試験制度航空大学校受験NET試験制度【速報】R9年度航空大学校入学試験情報まとめ 一次試験は7月12日 CBT方式で実施航空大学校より、R9年度の入学試験についての発表がありました。
受験制限
年齢の制限
航空大学校の受験には年齢制限があります。受験する年(1次試験が行われる年)に応じて、以下の期間に生まれた方が受験可能です。
《計算方法》
- 最年長の受験可能者 : 「試験の年 − 24」の4月2日以降に生まれた方
- 最年少の受験可能者 : 「試験の年 − 19」の4月1日以前に生まれた方
《具体例(R9年度=2026年実施の試験の場合)》
受験可能な生まれた期間は 2002年4月2日 ~ 2007年4月1日(平成14年4月2日~平成19年4月1日)となります。
学歴の制限
| (1) | 学校教育法による修業年限4年以上の大学に2年以上在学し、全修得単位数が62単位以上の者。 | ||||
| (2) | 学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者。 | ||||
| (3) | 専修学校の専門課程の修了者に対する専門士及び高度専門士の称号の付与に関する規程による専門士又は高度専門士の称号を付与された者。 | ||||
| (4) | 試験のある年度末までに(1)、(2)又は(3)となる見込みの者 | ||||
| (5) | (1)、(2)又は(3)に掲げる者と同等以上の学力を有すると航空大学校理事長が認める者。 | ||||
上の表が学歴の制限です。分かりづらいと思いますので、簡単に説明すると…
《日本の大学や短大、高専など(4月入学)に在籍している場合》
大学2年の年度の夏の試験から受験が可能です。
《その他(海外の大学や4月入学以外など)の場合》
基本的には、4月以降の入学ですと、大学2年の年度の夏の試験は受験できず、その次の年からになるかと思われます。ですが、こちらで断言することはできかねますので、自身の学校の説明とともに、かならずご自身で航空大学校にお問い合わせください。
なお、過去に2次試験の身体検査B(脳波検査)で不合格となった方は、再受験ができません。身体検査Aを受験したもののBの対象とならなかった方は再受験可能です(詳細は航大教務課へ)。 出典:R9年度募集要項
次に、試験は1次試験から3次試験まであるので、それについて説明していきます。
1次試験(CBT方式)
1次試験は学力試験です。R9年度から全国のテストセンターでCBT(Computer Based Testing)方式で実施されます。プロメトリック社が運営する全国の試験会場(北海道・東北・関東・中部・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)のパソコンで受験します。 出典:R9年度募集要項
科目は英語と総合(Part 1/Part 2)です。
- 英語 : 100点。リスニング+リーディング
- 総合 Part 1(適性): 100点
- 総合 Part 2(学科): 150点(数学・物理・地学)
- 合計350点
英語と総合の間には15分の休憩があります。
R9年度の1次試験は 2026年7月12日(日)13時00分開始です。合格発表は 7月31日(金) で、Web上での受験番号掲示と併せて、合格者にはメールで合格通知書が送付されます(不合格者への通知はありません)。 出典:R9年度募集要項
1次の合格者数は、例年約300人程度です(公式な発表ではなく、過去の傾向からの目安です)。
出願から受験までの流れ(R9年度)
- 出願書類の郵送 : 5月1日(金)〜5月25日(月)消印有効。なお、R9年度から受験票は廃止され、写真票のみの提出です
- 受験番号の通知 : 出願後1週間程度を目安に、願書に記載したメールアドレスへ通知(5月19日以降順次)
- CBT会場の予約・検定料の支払い : プロメトリックIDを取得し、試験会場の予約と入学検定料45,000円の支払いを完了。専用サイトは5月15日からアクセス可能で、予約・支払いの手続き期間は5月19日(火)〜6月5日(金)(会場変更は7月7日まで可能)。席数に限りがあるため、早めの予約が推奨されています
2次試験(身体検査)
2次試験は身体検査です。
身体検査A(心理適性検査を含む): R9年度は9月12日(土)〜9月23日(水)の間で指定日を実施 出典:R9年度募集要項
①一般 ②呼吸器系 ③循環器系及び脈管系 ④消化器系(口腔及び歯牙を除く) ⑤血液及び造血器系 ⑥腎臓、泌尿器系及び生殖器系 ⑦運動器系 ⑧精神及び神経系(脳波を除く) ⑨眼 ⑩視機能 ⑪耳鼻咽喉 ⑫聴力 ⑬口腔及び歯牙 ⑭総合
身体検査B(脳波検査): R9年度は12月5日(土)〜12月7日(月)の間で指定日を実施
身体AはS,A,Bの3段階で、S,Aの方は身体Bに進みます。身体Bは合格or不合格のどちらかです。例年の会場はA,Bともに羽田空港です(公式には「別途ホームページに掲載」とされており、毎年の案内をご確認ください)。
《屈折矯正手術(LASIK等)の既往がある方へ》
願書提出時に手術歴の記入が必要で、1次試験合格者はさらに眼科専門医の診断書の提出が必要です(手術記録、視機能の安定、視力の日内変動、コントラスト感度、グレアテスト、角膜形状解析を含むもの。術後6ヶ月以降のもので、所定期日消印有効)。該当する方は必ず募集要項で詳細を確認してください。
3次試験(面接・操縦適性検査)
3次試験は面接と、飛行訓練装置(シミュレータ)を用いた操縦適性検査です。操縦適性の評価に加えて、通常の操縦姿勢で訓練に支障がないことの確認も行われます。 出典:R9年度募集要項
こちらの試験も合格or不合格のどちらかですが、3次合格者の中から、1次や2次の結果も踏まえた総合的な選抜により、募集定員の108人が最終合格者となります。
R9年度の3次試験は 2027年1月19日(火)〜2月2日(火) の間で指定日を実施。例年の試験会場は航空大学校 宮崎本校です。最終合格発表は 2027年2月17日(火) です。
入学時期と訓練遅延について
航空大学校では訓練の遅延が発生しており、公式にも「令和7年度卒業生については宮崎学科課程の授業開始から卒業までに3年半程度かかる状況」「入学前や各課程間において自宅待機等の期間が発生」していると案内されています。訓練機の増機や遠隔教育の導入などの対策が進められていますが、訓練の内容及び実施については変更となる可能性があります。 出典:R9年度募集要項